【2022年】怪談好きが選ぶ本当におすすめの「実話怪談本」まとめ

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あなたは怪談が好きですか?

僕は昔から怪談が大好きで、イベント・生配信・動画・書籍・ネットなど、いろいろな所で年中怪談を見聞きして楽しんでいます。

一時期は仕事の休憩時間やお昼休み、家にいる時間など、暇さえあれば洒落怖を読み漁っていたこともあり、おそらく今までに数千話の怪談を見聞きしてきました。

今でも怪談本を毎月購入していて読んでいるので、今回は僕が実際に購入した怪談本の中から、とくに面白かったオススメの怪談本を紹介します。

もくじ

オススメの怪談本

すべての怪談本には、独自の採点基準で5点満点で点数を付けており、ここでは僕が実際に読み、4~5点の点数を付けた本当にオススメできる怪談本だけを厳選して紹介します。

※オススメ本は随時追加していきます。
※点数が同じ場合は発売日が新しい本を上にしています。

採点基準は以下です。

プラス評価
マイナス評価
  • リアリティーがある
  • ゾクゾクして怖い
  • 何だか不気味
  • ジーンと感動する
  • ワクワクして面白い
  • ロマンを感じる
  • 想像を掻き立てられる
  • 興味深い
  • 創作感が強い
  • 脚色感が強い
  • ありきたりである
  • どこかで聞いたことがある
  • 読んでも何も感じない
  • 単純につまらない

非常にオススメな怪談本(5点満点)

5点満点の本は、絶対に読んだ方が良いというレベルの本です。

厭談 祟ノ怪


著者夜馬裕
出版元竹書房
発売日2020/9/28
話数21話
Amazon評価 4.5
がお評価 5.0
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がお的レビュー

夜馬裕さんはいい意味で後を引く”いやーな話”を蒐集している怪談師で、今作の「厭談 祟ノ怪」は初の単著でしたが、さすが夜馬裕さんといった素晴らしい内容でした。

ただ単に「どこどこに行ってこんな怖い体験をしました」みたいな話ではなく、「えっ!?」と予想外の展開が多く、他の方からはなかなか聞けないような夜馬裕さんならではのお話が多いです。

あと夜馬裕さんの怪談は導入部分にムダがなくグッと話に引き込まれます。

とくに体験者さんの意味深なセリフを導入に持ってくるやり方は、「どういう意味?」と興味を惹かれるので、話をどんどん読み進めたくなりますし、最後には「なるほど」といつも納得させられます。

「厭談 祟ノ怪」は文句なしでオススメです。

オススメの怪談本(4~4.5点)

4~4.5点の本は、怪談好きなら読まなきゃ損というレベルの本です。

厭談 戒ノ怪


夜馬祐さんの著書「厭談 戒ノ怪」
著者夜馬裕
出版元竹書房
発売日2021/12/27
話数18話
Amazon評価 4.9
がお評価 4.5
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がお的レビュー

今作は夜馬裕さんの2冊目の単著で、長編3割・短編1割・残り8割といった構成になっており、個人的には「お籠めさま」「ゆれる影」「墳墓の丘」「愛犬」「隣人奇譚」「お嫁さん儀式」が読み応えがあり非常に良かったです。

一見すると、収録されている18話はそれぞれが独立した怪談ですが、読み進めていくと裏で繋がっている話がいくつもあり、本を読み終えたあとまた最初から読み直したくなりました。

ちなみに今作には、夜馬裕さんの友人が失踪した話が2話収録されており、「墳墓の丘」は高校時代の友人が失踪した話で、「隣人奇譚」は大学時代の友人が失踪した話です。

前作に続き今作も非常に素晴らしい怪談本でした。

続・怪談和尚の京都怪奇譚


著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2019/8/6
話数23話
Amazon評価 4.6
がお評価 4.5
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がお的レビュー

「続・怪談和尚の京都怪奇譚」は三木さんの2冊目となる著書で、前作に引き続き、ただ怪談をするだけでなく、怪談を通して”こんな学びがあるよね”というような怪談説法となっています。

前作の内容も良かったですが、今作は前作以上に興味深い話が多く、また一話一話の内容が濃くて長い話がほとんどなので、読み応えも十分ありました。

怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇


三木大雲さんの著書「京都怪奇譚 幽冥の門篇」
著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2021/08/03
話数20話
Amazon評価 4.5
がお評価 4.0
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がお的レビュー

「怪談和尚の京都怪奇譚 幽冥の門篇」は三木さんの4冊目の著書です。

4冊目ともなれば多少ネタ切れしてきてもおかしくありませんが、三木さんの怪談は平凡でありきたりな怪談、いわゆるページを埋めるだけのハズレ怪談がありません。

また各怪談の最後には、その怪談から得られる教訓を入れているので、怪談本なのにただ幽霊が出てきて怖いだけでなく、「なるほどなー」といろいろ考えさせられます。

本に収録されている内容は、基本的には三木さんのお寺に相談されに来た方の体験談なので、普通の怪談師の方からは出てこない話がたくさんあり非常に楽しめました。

怪談まみれ


著者深津さくら
出版元二見書房
発売日2021/07/15
話数43話
Amazon評価 4.6
がお評価 4.0
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がお的レビュー

「怪談まみれ」は深津さんの2冊目の著書で、街の怪・家の怪・食の怪・野の怪・人の怪と怪異ごとに章が分かれており、43話収録されています。

”怪談”は読んで字のごとく”あやしいはなし”全般を指すので、決して怖い話だけが怪談ではなく、感動する話や面白い話、不思議な話や悲しい話など色々あります。

今作「怪談まみれ」は怪談の大会で語られるような怖さだけを追求した話ではなく、深津さんの優しい文章に包まれた不思議な話が多かったです。

また文章表現が秀逸で、物語を読んでいるかのように引き込まれ、本編だけでなく”はじめに”から”あとがき”まで余すことなく非常に楽しめました。

怪談ファンだけでなく、怪談に興味があるけれど怖すぎる話は苦手という方にもオススメしたい一冊です。

稲川怪談 昭和・平成傑作選


稲川淳二「稲川怪談 昭和・平成傑作選」
著者稲川淳二
出版元講談社
発売日2021/06/17
話数40話
Amazon評価 4.5
がお評価 4.0
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がお的レビュー

今作には怪談界のレジェンド稲川淳二が過去に語った怪談40話が収録されており、4つの章に分かれています。

  • 第一章:怖い記憶(10話)
  • 第二章:怖い噂(10話)
  • 第三章:怖い場所(10話)
  • 第四章:怖い噺(10話)

怪談はすべて話し言葉で書かれているので、文字を目で追うだけで稲川さんが語っている様子が容易に想像でき、稲川さんの声が脳内再生されます。

もし稲川さんの怪談を聞いたことがなければ、YouTubeに公式チャンネルがあるので、何話か稲川さんの語りを聞いてから読むとより楽しめるはずです。

内容に関してですが、前半はちょっとした小話やちょっとした怪異の話が多く、後半になるにつれ徐々に怪談らしい話が増えて来ます。

中には現実離れし過ぎて、怪談というよりアニメ日本昔話に出て来てもおかしくないレベルの話もありました。

また僕は怪談の中でも現実味のある”実話怪談”が好きなのですが、何話か「なんでそんなことわかるの?」と疑問に思った話がありました。

たとえば「赤いはんてん」という話では、婦人警官が一人で夜のトイレを張り込む場面があり、張り込み中にそのトイレで亡くなるのですが、周りに誰も人がいないのに、なぜトイレ内でのセリフや出来事がわかるのか疑問です。

ただの怪談好きであれば気にも止めないことかもしれませんが、実話怪談好きとしては、そういった細かいディティールがちょっと気になりました。

とは言っても、40話たっぷりと稲川さんの怪談を楽しめたので、怪談好きの方や稲川淳二ファンの方にオススメできる一冊でした。

続々・怪談和尚の京都怪奇譚


著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2020/8/5
話数21話
Amazon評価 4.7
がお評価 4.0
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がお的レビュー

「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」は三木さんの3冊目となる著書ですが、今作も三木さんの体験談と霊現象に悩まされてお寺に相談されにきた方の体験談が中心で、全体的にレベルが高いです。

また説法パートでは、普段の生活を考えさせられるいいお話がいくつも紹介されているので、ためになりました。

怪談びたり


著者深津さくら
出版元二見書房
発売日2020/6/26
話数43話
Amazon評価 4.6
がお評価 4.0
レビュー確認する
がお的レビュー

「怪談びたり」は深津さくらさんのデビュー作で、現在第一線で活躍されている方たちと比べて”怪談師歴”は短いですが、他にはない深津さんならではの優しい言葉遣いだったり、想像を掻き立てられる表現が魅力的でした。

内容的には飛びきり怖い話は少なめでしたが、読んだあとにほっこりしたり、少し寂しくなったり、心温まる不思議な話がいくつもあり非常に楽しめました。

レビュー済みの怪談本

以下は僕が実際に読んで4点未満と評価した怪談本ですが、決してつまらなかったわけではありません。

怪談にも好みがあるので、人によってはもっと高い評価をするかもしれませんし、すべての本のレビューを書いているので、レビューを読んで気になる本があれば、ぜひ購入して読んでみてください。

※本はレビューが終わったら随時追加します。

スクロールできます
タイトル著者評価レビュー
怪談和尚の京都怪奇譚三木大雲 3.5確認する
北縁怪談匠平 3.5確認する
煙仏下駄華緒 3.5確認する
獄ノ墓西浦和也 3.5確認する
怪談最恐戦2020共著 3.5確認する
幻夜の侵入者匠平 3.5確認する
闇夜の訪問者匠平 3.5確認する
北縁怪談 札幌編匠平 3.0確認する
怪談最恐戦2019共著 3.0確認する
稲川淳二の怪談冬フェス
~幽宴2018
共著 3.0確認する
怪の残滓吉田悠軌 3.0確認する
百万人の怖い話
呪霊物件
住倉カオス 3.0確認する
百万人の怖い話住倉カオス 3.0確認する
最恐怪談師決定戦
 怪談王 戦慄編
共著 3.0確認する
怪談グランプリ2018
 地獄変
共著 2.5確認する
怪談グランプリ2017
 未公開!タブー怪談
共著 2.5確認する

まとめ

今回紹介した怪談本の他にも手元にはまだレビューをしていない怪談本がたくさんあるので、レビューが終わり次第随時このページにまとめていきます。

オススメで紹介した本はどれも読み応えのある本なので、ぜひ読んでみてください。

がお

僕は自分で怖い体験をするのは嫌だけど、人の怖い体験談を聞くのが好きなんだよね。

にゃーさん

それはわかる!

がお

だから人の体験談を読める怪談本が好きなんだ。

にゃーさん

なるほど。私も今年の夏は怪談本に浸ってみようかしら?

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