【怪談本】吉田悠軌「怪の残滓」を忖度なしで徹底レビュー

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怪談本のレビュー企画、今回は吉田悠軌さんの「怪の残滓(かいのざんし)」をレビューしていきます。

もくじ

怪の残滓」レビュー

吉田悠軌さんの著書「怪の残滓」
タイトル怪の残滓
著者吉田悠軌
出版元竹書房
発売日2021/3/29
話数30話(223ページ)
Amazon評価 4.2
著者情報:吉田悠軌

怪談サークルとうもろこしの会会長。怪談の収集・語りとオカルト全般を研究。文筆業を中心にTV映画出演、イベント、ポッドキャストなどで活動している。

怪談は一話ごとに評価をしていきますが、基本的な評価基準は以下です。

プラス評価
マイナス評価
  • リアリティーがある
  • ゾクゾクして怖い
  • 何だか不気味
  • ジーンと感動する
  • ワクワクして面白い
  • ロマンを感じる
  • 想像を掻き立てられる
  • 興味深い
  • 創作感が強い
  • 脚色感が強い
  • ありきたりである
  • どこかで聞いたことがある
  • 読んでも何も感じない
  • 単純につまらない

収録されている怪談と一話ごとの評価は以下ですが、ジャンルは人によって「不思議な話」と感じる方もいれば「怖い話」と感じる方もいると思うので、あくまでも参考程度に捉えてください。

スクロールできます
タイトルジャンル評価
#1あの人だ不思議 3.0
#2かくれんぼ不思議 3.0
#3かぶりもの その1不思議 2.5
#4かぶりもの その2不思議 2.5
#5きれいな井戸不思議 3.5
#6けものみち不思議 3.0
#7こぶさん不思議 3.0
#8ゾンビさん不思議 3.0
#9たしなめ不思議 3.0
#10テコン島の怪怖い 3.0
#11てて不思議 3.0
#12犬まるまる戦死しました不思議 2.5
#13焦げ茶の小箱不思議 3.0
#14笑う犬不思議 2.0
#15第六天の森 その1怖い 3.5
#16第六天の森 その2不思議 3.5
#17リハビリセンター駅不思議 3.0
#18秋津駅・新秋津駅不思議 3.0
#19青山墓地の下都市伝説 2.5
#20青山墓地の上不思議 3.0
#21伝言メモ不思議 2.5
#22文化祭不思議 3.0
#23幽霊を噛んだ話怖い 3.0
#24呼び出し音怖い 3.5
#25死人マンション怖い 3.5
#26少年院のテレビ怖い 3.0
#27窓から首ひょこひょこ女怖い 3.5
#28下水道 その1怖い 4.0
#29下水道 その2怖い 3.5
#30おーいおーいのおじさん怖い 3.5

ピックアップ

ここでは印象的だった怪談をいくつかピックアップして、簡単にあらすじを紹介します。

下水道 その1

現在スズキさんは下水道工事をする会社で管理の仕事をしているが、新人だった頃に現場研修として下水道の点検作業に立ち会った時の出来事である。

新人だったスズキさんには先輩たちに工具を手渡すくらいしかやることがなく、先輩たちが各ポイントをチェックしている間は手持ち無沙汰だった。

下水道は地下深くにあり、周囲は自分たちの照明と作業音の他、光も音も一切ない世界。

そんな世界でススギさんは何気なく後ろを振り向くと、10メートルほど奥になにやらライトの明かりが揺らめいていた。

この日は自分たち以外の作業員はいないはずなのに…。

まとめ

がお的総合評価 3.0

Amazonでのレビューが非常に高かったため、どんな怖い話があるのかと期待していましたが、怖い話よりも不思議な体験をした話が中心で、怖いと思える話は少くやや物足りないと感じました。

ただ吉田さんは、怪談を聞いたら現地取材をきちんとする方で、今作の中でもいくつか現地に行って調査しており、現場の写真が掲載されていたのは非常に良かったです。

レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

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