【怪談本】三木大雲「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」を忖度なしで徹底レビュー

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怪談本のレビュー企画、今回は三木大雲さんの「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」をレビューしていきます。

もくじ

「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」レビュー

三木大雲さんの著書「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」
タイトル続々・怪談和尚の京都怪奇譚
著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2020/8/5
話数21話(194ページ)
Amazon評価 4.6
著者情報:三木大雲

京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。2014年「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。2018年”最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン。

怪談は一話ごとに評価をしていきますが、基本的な評価基準は以下です。

プラス評価
マイナス評価
  • リアリティーがある
  • ゾクゾクして怖い
  • 何だか不気味
  • ジーンと感動する
  • ワクワクして面白い
  • ロマンを感じる
  • 想像を掻き立てられる
  • 興味深い
  • 創作感が強い
  • 脚色感が強い
  • ありきたりである
  • どこかで聞いたことがある
  • 読んでも何も感じない
  • 単純につまらない

収録されている怪談と一話ごとの評価は以下ですが、ジャンルは人によって「不思議な話」と感じる方もいれば「怖い話」と感じる方もいると思うので、あくまでも参考程度に捉えてください。

スクロールできます
タイトルジャンル評価
#1大黒様の御利益不思議 4.5
#2AI音声認識怖い 3.5
#3既視感不思議 3.0
#4あおり運転不思議 3.0
#5短刀不思議 3.5
#6怪談師怖い 3.0
#7霊能者怖い 3.5
#8地下アイドル怖い 3.5
#9しゃっくり怖い 3.5
#10手鏡不思議 3.0
#11ホテル怖い 3.5
#12金縛り怖い 3.5
#13お人形さん怖い 3.5
#14廃村マニア(前編)怖い 3.0
#15廃村マニア(後編)怖い 3.5
#16公衆電話不思議 3.5
#17見慣れた他人イイ話 3.5
#18イイ話 3.5
#19里帰り不思議 4.0
#20生まれ変わり不思議 3.5
#21事故不思議 3.5

ピックアップ

ここでは印象的だった怪談をいくつかピックアップして、簡単にあらすじを紹介します。

里帰り

三木さんの高校時代の友人である金田さんが、2年程前に会社が突然、三日間の臨時休暇をくれたので、久しぶりに里帰りした時の話。

実家の両親に、帰郷することを内緒にしていたので、どんな反応をするのか楽しみにしながら、帰宅すると両親ともに大変喜んでくれました。

その日の夜は、親戚の叔父さんや、近所の人たちも交えて、夜遅くまでにぎやかに楽しく過ごしました。

翌朝、両親に「昨日は楽しかったね。今日はもう帰りなさい。奥さんや子どもが心配するでしょ」と言われ、たしかに3日間の休みを自分だけリフレッシュするのも気が引けると考え、帰ることに決めた。

金田さんが奥さんと子どもが待つ自宅に帰ると、「あ、パパの声、お帰り!」と息子が廊下を走って来てくれたそうですが、ここから予想もつかない展開へと事態が急変していく。

まとめ

がお的総合評価 4.0

「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」は三木さんの3冊目となる著書ですが、今作も三木さんの体験談と霊現象に悩まされてお寺に相談されにきた方の体験談が中心で、全体的にレベルが高いです。

また説法パートでは、普段の生活を考えさせられるいいお話がいくつも紹介されているので、ためになりました。

レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

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