【怪談本】三木大雲「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」を忖度なしで徹底レビュー!

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僕は昔から怪談が大好きで、洒落怖・怪談番組・怪談動画・怪談イベント・怪談大会・怪談本などを通じて一年中怪談を楽しんでおり、これまでに数千話の怪談を読んだり聞いたりしてきました。

とくに怪談本は毎月のように購入し読んでいるため、本の購入を悩んでいる方の参考になればと思い、自分用の記録も兼ねて、実際に読んだ怪談本のレビューを残しておこうと思います。

過去に読んでレビューをしてない本も大量にありますが、もう一度読んでレビューするのは時間的に難しいため、過去に読んだ本に関しては気が向いたらレビューを行います。

今回は、三木大雲さんの「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」をレビューしていきます。

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レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

タップできる目次

怪談の評価基準

怪談の評価基準

怪談の好みは人それぞれありますが、僕の場合は以下の基準で評価を行います。

プラス評価マイナス評価
リアリティがある
単純に怖い
不気味な雰囲気がある
不思議で謎めいている
何かロマンを感じる
興味深い
ワクワクして面白い
感動する
創作感が強い
話に矛盾がある
脚色しすぎている
ありきたり
どこかで聞いたことがある
読んでも何も感じない
単純につまらない

まず大前提として、僕は本当にあった怪異や不思議な出来事を語る「実話怪談」が好きなので、あまりにも現実離れし過ぎている話や、矛盾がある怪談は評価が低くなります。

また著者の地位・知名度・人気度・好感度などには一切忖度せず、レビューを読んでくれる方の参考になるように、純粋に本の内容だけを見て厳しくレビューを行います。

基本的に僕の評価は少し厳し目なので、通販サイトのレビューよりも点数が低くなる傾向があります。

「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」レビュー

三木大雲さんの著書「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」
著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2020/08/05
話数21話収録
Amazon評価 4.6
著者情報:三木大雲

京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。2014年「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。2018年”最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン。

収録されている怪談のタイトルと一話ごとの評価は以下の通りです。

一応どんな話だったのかジャンルを表記していますが、人によって「不思議な話」と感じる方もいれば「怖い話」と感じる方もいると思うので、あくまでも参考程度にしてください。

スクロールできます
タイトルジャンル評価
#1大黒様の御利益不思議 4.5
#2AI音声認識怖い 3.5
#3既視感不思議 3.0
#4あおり運転不思議 3.0
#5短刀不思議 3.5
#6怪談師怖い 3.0
#7霊能者怖い 3.5
#8地下アイドル怖い 3.5
#9しゃっくり怖い 3.5
#10手鏡不思議 3.0
#11ホテル怖い 3.5
#12金縛り怖い 3.5
#13お人形さん怖い 3.5
#14廃村マニア(前編)怖い 3.0
#15廃村マニア(後編)怖い 3.5
#16公衆電話不思議 3.5
#17見慣れた他人イイ話 3.5
#18イイ話 3.5
#19里帰り不思議 4.0
#20生まれ変わり不思議 3.5
#21事故不思議 3.5
タイトルジャンル評価
#1大黒様の御利益不思議 4.5
#2AI音声認識怖い 3.5
#3既視感不思議 3.0
#4あおり運転不思議 3.0
#5短刀不思議 3.5
#6怪談師怖い 3.0
#7霊能者怖い 3.5
#8地下アイドル怖い 3.5
#9しゃっくり怖い 3.5
#10手鏡不思議 3.0
#11ホテル怖い 3.5
#12金縛り怖い 3.5
#13お人形さん怖い 3.5
#14廃村マニア(前編)怖い 3.0
#15廃村マニア(後編)怖い 3.5
#16公衆電話不思議 3.5
#17見慣れた他人イイ話 3.5
#18イイ話 3.5
#19里帰り不思議 4.0
#20生まれ変わり不思議 3.5
#21事故不思議 3.5

印象的だった怪談

印象的だった怪談

印象的だった怪談を1話ピックアップして、簡単にあらすじを紹介します。

里帰り

三木さんの高校時代の友人である金田さんが、2年程前に会社が突然、三日間の臨時休暇をくれたので、久しぶりに里帰りした時の話。

実家の両親に、帰郷することを内緒にしていたので、どんな反応をするのか楽しみにしながら、帰宅すると両親ともに大変喜んでくれました。

その日の夜は、親戚の叔父さんや、近所の人たちも交えて、夜遅くまでにぎやかに楽しく過ごしました。

翌朝、両親に「昨日は楽しかったね。今日はもう帰りなさい。奥さんや子どもが心配するでしょ」と言われ、たしかに3日間の休みを自分だけリフレッシュするのも気が引けると考え、帰ることに決めた。

金田さんが奥さんと子どもが待つ自宅に帰ると、「あ、パパの声、お帰り!」と息子が廊下を走って来てくれたそうですが、ここから予想もつかない展開へと事態が急変していく。

まとめ

がお的総合評価 4.0

「続々・怪談和尚の京都怪奇譚」は、三木さんの3冊目となる著書で21話収録されています。

今作も三木さんの体験談と、霊現象に悩まされてお寺に相談にきた方の体験談が中心で、全体的にレベルが高いです。

また説法パートでは、普段の生活を考えさせられるいいお話がいくつも紹介されているので、ためになりました。

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レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

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