【怪談本】三木大雲「怪談和尚の京都怪奇譚」を忖度なしで徹底レビュー

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怪談本のレビュー企画、今回は三木大雲さんの「怪談和尚の京都怪奇譚」をレビューしていきます。

もくじ

「怪談和尚の京都怪奇譚」レビュー

三木大雲の著書「怪談和尚の京都怪奇譚」
タイトル怪談和尚の京都怪奇譚
著者三木大雲
出版元文春文庫
発売日2011/7/8
話数44話(173ページ)
Amazon評価 4.4
著者情報:三木大雲

京都の寺院の次男として生まれる。多くの寺院で修行を積み、2005年京都の光照山蓮久寺の第38代住職に就任。怪談を切り口にしたわかりやすい「怪談説法」を確立する。京都日蓮宗布教師会法話コンクール最優秀賞受賞。2014年「稲川淳二の怪談グランプリ」優勝。2018年”最恐”怪談師決定戦「怪談王」優勝。OKOWAチャンピオンシップ初代チャンピオン。

怪談は一話ごとに評価をしていきますが、基本的な評価基準は以下です。

プラス評価
マイナス評価
  • リアリティーがある
  • ゾクゾクして怖い
  • 何だか不気味
  • ジーンと感動する
  • ワクワクして面白い
  • ロマンを感じる
  • 想像を掻き立てられる
  • 興味深い
  • 創作感が強い
  • 脚色感が強い
  • ありきたりである
  • どこかで聞いたことがある
  • 読んでも何も感じない
  • 単純につまらない

収録されている怪談と一話ごとの評価は以下ですが、ジャンルは人によって「不思議な話」と感じる方もいれば「怖い話」と感じる方もいると思うので、あくまでも参考程度に捉えてください。

スクロールできます
タイトルジャンル評価
#1オレオレ詐欺怖い 3.0
#2アルバイト怖い 3.0
#3行方不明不思議 3.0
#4背中の痛み怖い 3.0
#5心霊スポット怖い 3.5
#6知らない人怖い 3.0
#7お土産怖い 3.0
#8間違い電話怖い 3.0
#9恨みの念怖い 3.0
#10タクシー不思議 3.0
#11ひろみさん不思議 3.0
#12贖罪怖い 3.0
#13自動販売機怖い 3.0
#14死神怖い 3.5
#15におい不思議 3.5
#16わたしの霊体験(その一)不思議 3.5
#17わたしの霊体験(その二)怖い 4.0
#18縁の下の「何か」不思議 3.5
#19もう一人の自分不思議 3.5
#20どちらからお越しですか不思議 3.0
#21人形怖い 3.5
#22鉄道マニア不思議 3.0
#23神鳴り不思議 3.5
#24マンション(その一)怖い 3.0
#25マンション(その二)悲しい 3.5
#26盗難車スッキリ 3.0
#27心霊番組怖い 3.0
#28かくれんぼ怖い 3.0
#29迷子悲しい 3.0
#30ほっといて怖い 3.0
#31空き家の住人不思議 3.0
#32自殺の名所不思議 3.0
#33香食怖い 3.0
#34葬儀寂しい 3.5
#35探偵さん不思議 3.5
#36お守り不思議 3.5
#37仏壇屋不思議 3.5
#38防空壕不思議 3.5
#39人肉の味悲しい 4.0
#40宇宙人の正体不思議 3.5
#41土の中不思議 3.0
#42見える人不思議 3.5
#43子育て飴不思議 3.5
#44お地蔵さん不思議 3.5

ピックアップ

ここでは印象的だった怪談をいくつかピックアップして、簡単にあらすじを紹介します。

わたしの体験談(その二)

三木さんがある大きなお寺で住み込みで修行させてもらっていた頃の話。

そのお寺では以前、泥棒が入ったことがあり、それ以来みんなが寝静まった時間に、当番制で見回りをすることになっていた。

このお寺に来て1週間ほど経った頃、先輩に「今夜辺り、夜の見回り当番をしてもらおうか」と言われ、築100年以上の古い建物の中を一人で見回ることになる。

恐怖心を抑えつけながらも建物内を一通り見回り、異常がないことを確認し部屋へ戻ろうとした時、背後から「ペタペタペタ」と謎の音が聞こえて来た。

まとめ

がお的総合評価 3.5

今でこそ三木さんと言えば、怪談を語る和尚として怪談界では知らない人がいないほど有名ですが、この本が発売されたのは2011年なので、今ほどの知名度がなかった時に書かれた本です。

本の内容は三木さんの体験談や、霊的な現象に悩まされてお寺に相談しに来た方から聞いた話が中心で、ただ怖い話を書いているだけでなく、所々に説法が入っているので、思わず「へー」とためになることが書かれています。

三木さんの怪談を聞いたことがある方なら、この本を読むだけで、三木さんがこの本の内容を語っているのを容易に想像できてしまうのではないでしょうか。

また難しい言葉やわかりづらい事象には必ず、わかりやすい例えを入れていたり、かわいい挿絵などもあり、誰が読んでも非常に読みやすい本だと思います。

レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

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