【怪談本】深津さくら「怪談びたり」を忖度なしで徹底レビュー

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怪談本のレビュー企画、今回は深津さくらさんの「怪談びたり」をレビューしていきます。

もくじ

「怪談びたり」レビュー

深津さくらさんの著書「怪談びたり」
タイトル怪談びたり
著者深津さくら
出版元二見書房
発売日2020/6/26
話数43話(240ページ)
Amazon評価 4.3
著者情報:深津さくら

大学時代に美術と実話怪談を研究し、2018年より怪談師として活動開始。関西を中心にイベント・メディア出演を行っている。OKOWAチャンピオンシップ2019ベスト4。

怪談は一話ごとに評価をしていきますが、基本的な評価基準は以下です。

プラス評価
マイナス評価
  • リアリティーがある
  • ゾクゾクして怖い
  • 何だか不気味
  • ジーンと感動する
  • ワクワクして面白い
  • ロマンを感じる
  • 想像を掻き立てられる
  • 興味深い
  • 創作感が強い
  • 脚色感が強い
  • ありきたりである
  • どこかで聞いたことがある
  • 読んでも何も感じない
  • 単純につまらない

収録されている怪談と一話ごとの評価は以下ですが、ジャンルは人によって「不思議な話」と感じる方もいれば「怖い話」と感じる方もいると思うので、あくまでも参考程度に捉えてください。

スクロールできます
タイトルジャンル評価
#1宮崎のマンション怖い 4.0
#2怖い 3.0
#3兄の部屋不思議 3.5
#4古い家の子供怖い 3.5
#5三兄弟不思議 3.0
#6Y字路の家不思議 3.0
#7田中家不思議 3.5
#8大きな皿不思議 3.0
#9羽の向こう怖い 3.5
#10カラーひよこ不思議 3.0
#11アニメーション不思議 3.0
#12研究所怖い 3.5
#13回廊切ない 3.5
#14ビジネスホテル怖い 3.0
#15僧侶とホテル怖い 3.0
#16雨音不思議 3.0
#17古民家喫茶怖い 3.5
#18アーケード寂しい 5.0
#19美容室怖い 3.5
#20古い振り袖不思議 3.5
#21絵馬不思議 3.0
#22運搬不思議 3.0
#23変な電話怖い 3.0
#24怪談会不思議 3.0
#25鴨川の飛び石怖い 3.0
#26おきてと指輪怖い 3.5
#27幽霊の感触怖い 3.0
#28夜釣り怖い 3.0
#29清滝怖い 3.5
#30村のトンネル不思議 3.0
#31カーブ怖い 3.0
#32小さな墓怖い 3.5
#33黒い車不思議 3.0
#34呼び声不思議 3.5
#35遊園地の写真怖い 3.5
#36実家の心霊写真不思議 3.5
#37ファインダー不思議 4.0
#38ある動画怖い 3.0
#39おまじない怖い 3.0
#40僧侶と猫怖い 3.0
#41インターホン不思議 3.5
#42百合の花不思議 3.5
#43離別不思議 3.5

ピックアップ

ここでは印象的だった怪談をいくつかピックアップして、簡単にあらすじを紹介します。

宮崎のマンション

大学の卒業式を終えた下田さんは、就職先である大阪への引っ越しを控え、のんびりと転居の準備を進めていた。

あらかた引っ越しの準備が終わると、家にいてもすることがないので、下田さんは当て所なく散歩に出た。

数日前に卒業した大学のキャンパスを歩いていると、同じように暇をしていた同級生の佐藤に出くわし、下田さんの自宅でお酒でも飲もうということになった。

スーパーで酒やつまみを買い込みマンションへ戻る頃には、すっかり日が暮れていた。

二人はマンションの共用階段を三階まで上がり、夜風の抜ける暗い廊下を端の自室まで歩く。

玄関扉が並ぶ見慣れた風景の中にふと違和感を覚えた。

まとめ

がお的総合評価 4.0

「怪談びたり」は深津さくらさんのデビュー作で、現在第一線で活躍されている方たちと比べて”怪談師歴”は短いですが、他にはない深津さんならではの優しい言葉遣いだったり、想像を掻き立てられる表現が魅力的でした。

内容的には飛びきり怖い話は少なめでしたが、読んだあとにほっこりしたり、少し寂しくなったり、心温まる不思議な話がいくつもあり非常に楽しめました。

レビュー済みの怪談本は以下でまとめています。

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