携帯大手キャリアからさまざまな新料金プランが立て続けに発表されましたが、料金プランが多すぎてややこしいと思っている方もいるのではないでしょうか?
そこで今回は、各料金プランを整理する意味も込めて「docomo」「SoftBank」「au」の大手3社の各料金プランを徹底比較していきます。
携帯各社にはどんなブランドがあって、どんな料金プランが出ているのか解説していくよ。
新料金プランがたくさん発表されて、わけがわからなくなってたから助かります。
携帯各社の料金プラン
基本的に携帯各社とも、データ容量に応じてメインブランド、オンライン専用ブランド、サブブランドの3つに分かれており、以下の比較表を見ると各携帯会社のブランドと料金プランの関係がわかります。
- メインブランド
- データ容量無制限でヘビーユーザー向け
- オンライン専用ブランド
- データ容量が中容量でミドルユーザー向け
- サブブランド
- データ容量が小容量でライトユーザー向け
データ容量 | docomo | SoftBank | au |
---|---|---|---|
大容量 | 5Gギガホ プレミア (7,315円/無制限) | メリハリ無制限 (7,238円/無制限) | 使い放題MAX 5G (7,238円/無制限) |
中容量 | ahamo (2,970円/20GB) | LINEMO (2,728円/20GB) | povo (2,728円/20GB) |
小容量 | - | Y!mobile (2,178円/3GB) | UQ mobile (1,628円/3GB) |
毎月どれくらいのデータ容量を使用しているのかで、適切なブランド(料金プラン)が異なります。
料金プランを選ぶ目安 |
---|
27GB以上 | 5Gギガホ プレミア/メリハリ無制限/使い放題MAX 5G |
20GB前後 | ahamo/LINEMO/povo |
3GB前後 | Ymobile/UQ mobile |
オンライン専用ブランドの「ahamo/LINEMO/povo」は、1GBあたり550円でデータ容量を増量できるので、20GBを少し超える程度であれば問題ありませんが、27GBを超えるようであれば、料金的にメインブランドの大容量プランにした方がいいです。
各社の「メインブランド」比較
キャリアの「メインブランド」はデータ容量無制限で使用できる大容量プランで、動画やゲーム、インターネットなどデータ容量を気にせず利用するヘビーユーザー向けのブランドです。
「5Gギガホ プレミア」はdocomo
「メリハリ無制限」はSoftBank
「使い放題MAX 5G」はau
5Gギガホ プレミア | メリハリ無制限 | 使い放題MAX 5G | |
---|---|---|---|
データ容量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
月額料金 | 7,315円 | 7,238円 | 7,238円 |
割引適用後の料金 | 4,928円 | 4,928円 | 4,928円 |
国内通話 | 22円/30秒 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
かけ放題オプション | 1,870円 | 1,980円 | 1,980円 |
テザリング | 無制限 | 上限30GB | 上限30GB |
基本的にプラン内容は各社横並びですが、テザリングを無制限で使用できるのはdocomoの「5Gギガホ プレミア」のみで、SoftBankとauには30GBまでしか使用できない制限があります。
テザリングを使用しない方はどのキャリアを使用しても大差ありませんが、テザリングを多用する方はdocomoの「5Gギガホ プレミア」を選んだ方がいいです。
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各料金プランをより詳しく解説した記事は以下です。
各社の「オンライン専用ブランド」比較
キャリアの「オンライン専用ブランド」は、お申し込みからサポートまですべてオンラインのみで対応してコストを下げており、データ容量のわりに控えめな料金設定のブランドです。
無制限までは行かなくても、ストレスなく動画やゲームを楽しみたいミドルユーザー向けです。
「ahamo」はdocomo
「LINEMO」はSoftBank
「povo」はau
ahamo | LINEMO | povo | |
---|---|---|---|
5G | 対応 | 対応 | 対応 |
料金プラン | 2,970円/20GB | 2,728円/20GB | 2,728円/20GB |
データ容量超過後 の通信速度 | 最大1Mbps | 最大1Mbps | 最大1Mbps |
時間帯による 速度制限 | なし | 可能性あり | 可能性あり |
国内通話 | 5分以内無料 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
通話オプション | かけ放題:1,100円 | 5分かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 | 5分かけ放題:550円 かけ放題:1,650円 |
留守番電話 | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 |
キャリアメール | 使用不可 | 使用不可 | 使用不可 |
キャリア決済 | 使用可能 | 使用可能 | 使用可能 |
キャリア継続利用期間 | 引き継ぎ可能 | 引き継ぎ不可 | 引き継ぎ不可 |
テザリング | 無料 | 無料 | 無料 |
国際ローミング | 20GB以内無料 | 別途通信量 | 別途通信量 |
eSIM | 対応 | 対応 | 対応 |
家族割のカウント | 対象 | 対象外 | 対象外 |
各社細かい違いはいくつもありますが、大きな違いは”5分かけ放題”が付いているかどうかです。
「ahamo」には5分かけ放題が付いていますが、「LINEMO/povo」には5分かけ放題が付いておらず、その分わずかに料金が安くなっています。
ただし「LINEMO/povo」に5分かけ放題を付けると、「ahamo」よりも料金が高くなってしまうため、あらかじめ5分かけ放題が必要だとわかっている方は「ahamo」に申し込んだ方が料金的にお得です。
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各料金プランをより詳しく解説した記事は以下です。
各社の「サブブランド」比較
キャリアの「サブブランド」は3GBから使用できるライトユーザー向けのブランドですが、15/25GBと中容量のデータ容量にも対応しています。
「オンライン専用ブランド」との違いはお申し込み方法とサポート体制です。
「オンライン専用ブランド」はショップや電話でのお申込みやサポートは一切ありませんが、「サブブランド」の場合はショップや電話にも対応してくれます。
手厚いサポートが必要な方は「サブブランド」で、サポートは最低限でいいという方は「オンライン専用ブランド」を選んでもいいです。
「UQ mobile」はau
「Y!mobile」はSoftBank
UQ mobile | Y!mobile | |
---|---|---|
5G | 対応 | 対応 |
料金プラン | S:1,628円/3GB M:2,728円/15GB L:3,828円/25GB | S:2,178円/3GB M:3,278円/15GB L:4,158円/25GB |
データ容量くりこし | 可能 | 可能 |
データチャージ | 220円/100MB 550円/500MB | 550円/500MB |
データ容量超過後 の通信速度 | S:最大300Kbps M/L:最大1Mbps | S:最大300Kbps M/L:最大1Mbps |
国内通話 | 22円/30秒 | 22円/30秒 |
通話オプション | 60分無料:550円 10分かけ放題:770円 完全かけ放題:1,870円 | 10分かけ放題:770円 完全かけ放題:1,870円 |
留守番電話 | 418円/月 | 無料 |
キャリアメール | @uqmobile.jp (220円/月) | @yahoo.ne.jp (無料) |
キャリア決済 | 使用可能 | 使用可能 |
キャリア継続利用期間 | 引き継ぎ不可 | 引き継ぎ不可 |
テザリング | 無料 | 無料 |
国際ローミング | 無料(別途通信量) | 無料(別途通信量) |
eSIM | 対応 | 対応 |
通常の月額料金は「UQ mobile」の方が安いですが、「Y!mobile」には月額料金の割引サービスがあり、その割引を受けられるなら「Y!mobile」の方が料金が安くなります。
割引の条件は自宅の光回線を「SoftBank光」にするか、「!Ymobile」を家族で複数人契約することです。
割引サービスの適用が難しい方は「UQ mobile」の方が料金が安くなります。
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各料金プランをより詳しく解説した記事は以下です。
まとめ
データ容量 | docomo | SoftBank | au |
---|---|---|---|
大容量 | 5Gギガホ プレミア (7,315円/無制限) | メリハリ無制限 (7,238円/無制限) | 使い放題MAX 5G (7,238円/無制限) |
中容量 | ahamo (2,970円/20GB) | LINEMO (2,728円/20GB) | povo (2,728円/20GB) |
小容量 | - | Y!mobile (2,178円/3GB) | UQ mobile (1,628円/3GB) |
ぜひご自身に合ったブランドと料金プランを見つけてください。
複雑な料金プランもこうやって整理するとわかりやすいね。
非常にわかりやすい!
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