最近はキャリアも格安SIMも新料金プランを発表して、月額料金を値下げしたり、オンライン専用ブランドを立ち上げて20GBを3,000円前後で使えるようになったりしていますが、「そもそも自宅にWi-Fiがあるし、外では動画視聴もしないからデータ容量は数GBで十分」という方も多いのではないでしょうか。
総務省の調査によれば大手携帯会社4社の契約者の内、約50%の方が月に2GB以下しか使っていないそうです。
そこで今回は、データ容量が少しあればいいという方向けに、iPhoneを超お得に運用する方法を解説します。
iPhoneをなるべく安く運用できれば嬉しいよね。
そんなことできるの?
できるよ。今回はそのやり方を解説していくね。
はーーい!
最強運用方法
iPhoneを超お得に運用する手順
iPhoneを超お得に運用する手順は以下です。
iPhoneを超お得に運用する手順1
デュアルSIMの「iPhone」を用意
iPhone XS以降に発売されたiPhoneは「nanoSIM」と「eSIM」2つのSIMを使えるデュアルSIMになっているので、まずはデュアルSIM対応のiPhoneを用意します。
ちなみにデュアルSIMに対応していると1つのiPhoneで2つの契約ができ、以下のような使い方ができます。
- 電話番号を2つ持てる(仕事用とプライベート用)
- 音声通話プランとデータプランを別々にできる
- 海外で現地のデータプランを追加できる
デュアルSIMに対応しているiPhoneは以下です。
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone SE(第2世代)
- iPhone 11 Pro Max
- iPhone 11 Pro
- iPhone 11
- iPhone XR
- iPhone XS Max
- iPhone XS
現在使用しているiPhoneがデュアルSIMに対応しているならそのまま使用できますが、デュアルSIM対応のiPhoneがない場合は別途用意が必要です。
またデュアルSIMを利用する場合は「SIMフリーのiPhone」もしくは「SIMロックを解除したiPhone」でなければならないので、キャリアで購入したiPhoneの場合は事前にSIMロックの解除が必要です。
キャリアのSIMロックの解除手順は以下です。
iPhoneを新しく用意する必要がある場合は、「楽天モバイル」でiPhoneの購入とSIMの契約を同時に行えますし、楽天でiPhoneを購入すると楽天ポイントを20,000ポイントも貰えるので、普通に購入するよりもかなりお得に入手できます。
iPhoneを超お得に運用する手順2
「楽天モバイル」でnanoSIMを契約
iPhoneを用意したら音声通話できるようにするために、音声通話に対応したプランと契約しますが、少しでも料金を安くするためにもっとも料金が安い「楽天モバイル」と契約します。
「楽天モバイル」でiPhoneを購入することも可能です。
携帯各社の音声通話プランでもっとも安いプランは以下です。
携帯各社の音声通話プランの最安値 |
---|
楽天モバイル | 0円/1GB |
docomo | 3,465円/1GB |
SoftBank | 3,980円/1GB |
au | 2,178円/1GB |
Y!mobile | 2,178円/3GB |
UQ mobile | 1,628円/3GB |
ahamo | 2,970円/20GB |
LINEMO | 2,728円/20GB |
povo | 2,728円/20GB |
イオンモバイル | 1,243円/500MB |
OCN モバイル ONE | 1,298円/1GB |
mineo | 1,298円/1GB |
BIGLOBEモバイル | 1,276円/1GB |
IIJmio | 1,298円/1GB |
キャリアのメインブランドやサブブランド、オンライン専用ブランド、格安SIMすべてと比較しても、データ使用量1GBまで0円で使用できる「楽天モバイル」が最安値です。
「楽天モバイル」申し込み時にSIMの種類を選べるので「nanoSIM」を選択します。
「nanoSIM」は従来のスマホでも使用されている物理SIMなので、SIMが自宅に郵送されて来ます。
iPhoneをお得に運用する手順3
「IIJmio」でeSIMを契約
続いて「IIJmio」のeSIMでもっとも料金が安い2GB440円のプランに申し込みます。
音声通話SIM | SMS対応SIM | データSIM | eSIM | |
---|---|---|---|---|
2GB | 858円 | 825円 | 748円 | 440円 |
4GB | 1,078円 | 1,045円 | 968円 | 660円 |
8GB | 1,518円 | 1,485円 | 1,408円 | 1,100円 |
15GB | 1,848円 | 1,815円 | 1,738円 | 1,430円 |
20GB | 2,068円 | 2,035円 | 1,958円 | 1,650円 |
eSIMは物理的なSIMカードではないので、申込後ネット経由で手続きが完結し即使用できるようになります。
これで初期設定を済ませれば、3GBを440円で運用できるiPhoneの出来上がりです。
「楽天モバイル」は1GB以上使うと料金が発生するので1GB以上使わないようにし、「IIJmio」の方では2GBまで使えるので、合わせて3GBまで使用できます。
回線の切り替えはiPhoneの[設定]>[モバイル通信]から行えます。
楽天モバイル用の「iPhone」を探す
最近は「楽天モバイル」に乗り換える方が多いですが、「楽天モバイル」ではiPhoneX以前のiPhoneは使用できないため、古いiPhoneから乗り換える場合は、なるべく安くて高性能なiPhone SE(第2世代)を購入する方が多いようです。
まとめ
データ容量3GBを月額440円で使用できる「格安SIM」は今の所存在していないため、今回紹介した方法がもっともお得にiPhoneを運用する方法です。
データ容量は1GBで十分という方は「楽天モバイル」だけ契約すれば、月額料金0円で使い続けられますが、1GBは少なすぎるから2~3GB欲しいという方は今回の方法を試してみてください。
デュアルSIMを活用するとかなり料金を抑えられるよ。
こんな使い方があるなんて!
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