auのオンライン専用ブランド「povo2.0」を徹底解説

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auのオンライン専用ブランド「povo」が9月下旬から「povo2.0」にバージョンアップし、サービス内容がガラッと変わるので、今回は「povo2.0」について詳しく解説します。

がお

「povo」がサービス内容をガラッと変えてきたね。

にゃーさん

他社と差別化してきた感じなのかな?

がお

思った以上にサービス内容が変わってて驚いたけど、今回も詳しく解説していくよ。

にゃーさん

お願いしまーす!

タップできる目次

「povo2.0」のサービス内容

「povo2.0」のサービス内容は以下です。

povo2.0サービス内容
サービス開始日9月下旬
契約対象者13歳以上の個人
回線au
5G対応
料金プラン0円
データチャージ390円/1GB
990円/3GB
2,700円/20GB
6,490円/60GB
12,980円/150GB
データ容量超過後
の通信速度
最大128kbps
時間帯による
速度制限
可能性あり
国内通話22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:550円
かけ放題:1,650円
留守番電話使用不可
キャリアメール使用不可
キャリア決済使用不可
(提供予定)
キャリア
継続利用期間
引き継ぎ不可
テザリング無料
国際ローミング無料
eSIM対応
家族割のカウント対象外
LINEの年齢認証不可

「povo2.0」は基本料金0円で都度必要分だけ有料トッピングを購入する仕様です。

有料トッピングとは有料オプションのことです。

一応有料トッピングを購入せず0円のままでも通信可能ですが、最大通信速度が128kbpsしか出ないため実質有料トッピングを購入しないと使い物になりません。

「povo2.0」で0円運用は不可能

「povo2.0」は180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除になることがあると記載されています。

楽天モバイルのように契約だけしてとりあえず手元に残して置いたり、月額料金0円のまま使い続けることはできないので注意してください。

有料トッピング一覧

「povo2.0」の有料トッピングは4種類あります。

  1. データトッピング
  2. コンテンツトッピング
  3. 通話トッピング
  4. サポートトッピング

データトッピングについて

データトッピングはいわゆるデータチャージのことで、必要に応じて都度データ容量を購入します。

またチャージしたデータ容量には有効期間があり、有効期間が過ぎたデータ容量は無くなります。

スクロールできます
データチャージ料金1GBあたりの料金有効期間
使い放題330円24時間
1GB390円390円7日間
3GB990円330円30日間
20GB2,700円135円30日間
60GB6,490円108円90日間
150GB12,980円87円180日間

チャージするデータ容量が多いほどお得ですが、使いきれなかった場合は逆に割高になるため、必要なデータ容量をよく考えてからチャージする必要があります。

コンテンツトッピングについて

コンテンツトッピングは対象サービスが使い放題になるトッピングですが、今はまだ2つしかありません。

対象サービス料金有効期間
DAZN使い放題パック760円7日間
smash.使い放題パック220円24時間

DAZNは国内外の130以上のスポーツが見放題のVODサービスで、smash.はスマホでの視聴に特化した短尺のバーチャルシアターアプリです。

通話トッピングについて

通話トッピングはかけ放題になるトッピングです。

月額料金
5分かけ放題550円
完全かけ放題1,650円

「5分かけ放題」は短時間の通話回数が多い方向けで、「完全かけ放題」は通話時間が長い方向けです。

サポートトッピングについて

サポートトッピングは現在一つだけで、スマホが故障した際にリフレッシュ品に交換してくれます。

月額料金
スマホ故障サポート830円

使用しているスマホが故障・破損・水漏れなどのトラブルに見舞われた場合、端末交換を申し込むと、原則お申し込み完了の翌日に交換用端末が届くサービスです。

月額830円とは別に端末の交換には以下の費用が掛かります。

iPhoneの場合12,900円
Androidの場合1回目:5,500円
2回め:8,800円

ちなみに故障した端末は返却しなければならないため、この制度を利用して不正に端末を入手することはできません。

買い物でデータ容量が貯まる「#ギガ活」

「povo2.0」では対象店舗やサービスを利用するとデータ容量がもらえる「#ギガ活」というサービスが開始されます。

「#ギガ活」とはギガチャージ活動のことです。

データ容量を貯める方法は3つあります。

もらう対象店舗を利用する
対象店舗での支払いをau PAYで行う
さがす街中やバーチャル空間でギガを探す
あたる抽選などで当たる

対象店舗やサービスはKDDIのパートナー企業のみで、随時パートナー企業を募集しています。

2021年9月13日時点での対象店舗・サービスは以下です。

STEP
キャンペーンにエントリーする

povo2.0がサービスを開始していないため、まだキャンペーンページはありません。

STEP
対象店舗・サービスを利用する

一定額以上の利用が条件です。

STEP
お支払いをau PAYで行う

au PAY以外で支払うと対象外です。

STEP
メールでプロモコードが届く

エントリー時に登録したメールアドレスに届きます。

プロモコードとは「クーポン」のことです。

お支払いをau PAYで行うとデータ容量がもらえる店舗・サービス一覧です。

スクロールできます
店舗・サービス条件もらえるデータ容量有効期間
ウエルシア500円以上購入300MB3日間
カインズ2,000円以上購入1GB7日間
コナズ珈琲500円以上購入300MB3日間
すき家500円以上購入300MB3日間
ドトールコーヒー500円以上購入300MB3日間
はま寿司500円以上購入300MB3日間
ビッグエコー500円以上購入300MB3日間
ヒマラヤ2,000円以上購入1GB7日間
ベイシア2,000円以上購入1GB7日間
丸亀製麺500円以上購入300MB3日間
menu500円以上購入300MB3日間
ローソン500円以上購入300MB3日間

その他の「#ギガ活」は順次開始予定で、現在詳細不明です。

対応機種

「SIMカード対応機種」と「eSIM対応機種」は以下です。

※2021年9月時点での情報です。

au以外で販売された端末はSIMロック解除が必要な場合があります。

デビューキャンペーン

「povo2.0」デビューキャンペーンとは、初回データトッピング購入時に追加でデータ容量がもらえるキャンペーンです。

特典内容初回購入データ量に応じたデータボーナス
適用条件キャンペーンにエントリーし開通から14日以内にデータトッピングを購入
付与時期データトッピング購入から10日目以降

付与されるデータボーナスは以下で、キャンペーンで付与されるデータにも有効期間があります。

初回購入データデータボーナス有効期間
1GB300MB3日間
3GB1GB7日間
20GB10GB15日間
60GB20GB30日間
150GB20GB30日間

キャンペーンにおける個人情報の取り扱い

デビューキャンペーンエントリー時に氏名やメールアドレスなどの個人情報の入力が必要になっており、キャンペーンページの個人情報の取り扱いの欄には以下のように記載されています。

当社は、本キャンペーンの運営に関連して取得した応募者の個人情報を、本キャンペーンの適用条件の確認、本キャンペーン対象者様への諸連絡および本キャンペーンの実施に関する目的で使用するほか、今後の商品開発やサービス向上およびキャンペーン内容の検討の目的で、当該目的に必要な範囲に限り使用し、それ以外の目的で使用することはありません。個人情報の取り扱いに関しては、当社のプライバシーポリシーに従い、適切に取り扱います。


また、以下の制度を有する外国へ本画面で取得した個人情報を運用上提供することがあります

・個人情報を提供する先の外国名:シンガポール/米国

上記に記載があるように、キャンペーンにエントリーすると個人情報が外国に提供される可能性があるため、個人情報を外国に提供されたくないという方はキャンペーンにエントリーしない方がいいです。

「povo」からの変更点

「povo」と「povo2.0」で何が変わるのかサービス内容を比較します。

スクロールできます
povopovo2.0
サービス開始日3月23日9月下旬
契約対象者20歳以上の個人13歳以上の個人
回線auau
5G対応対応
料金プラン2,728円/20GB0円
データチャージ 550円/1GB 390円/1GB
990円/3GB
2,700円/20GB
6,490円/60GB
12,980円/150GB
データ容量超過後
の通信速度
最大1Mbps最大128kbps
時間帯による
速度制限
可能性あり可能性あり
国内通話22円/30秒22円/30秒
通話オプション5分かけ放題:550円
かけ放題:1,650円
5分かけ放題:550円
かけ放題:1,650円
留守番電話使用不可使用不可
キャリアメール使用不可使用不可
キャリア決済使用可能使用不可
(提供予定)
キャリア
継続利用期間
引き継ぎ不可引き継ぎ不可
テザリング無料無料
国際ローミング無料無料
eSIM対応対応
家族割のカウント対象外対象外
LINEの年齢認証可能不可

さらにサービス内容に違いがある部分だけを抜き出してみます。

スクロールできます
povopovo2.0
契約対象者20歳以上の個人13歳以上の個人
料金プラン2,728円/20GB0円
データチャージ 550円/1GB 390円/1GB
990円/3GB
2,700円/20GB
6,490円/60GB
12,980円/150GB
データ容量超過後
の通信速度
最大1Mbps最大128kbps
キャリア決済使用可能使用不可
(提供予定)
LINEの年齢認証可能不可

料金プランや有料トッピングについてはすでに解説済みなので、ここでは以下の3点について解説します。

  1. データ容量超過後の通信速度
  2. キャリア決済
  3. LINEの年齢認証

今までの「povo」ではデータ容量を使い切っても1Mbpsで通信できたので、最悪データチャージをしなくても使えましたが、「povo2.0」では有料トッピングや「#ギガ活」でデータ容量をチャージしないと通信速度が遅すぎて使い物にならなくなります。

キャリア決済については今後提供予定になっていますが、現状では使用不可になっており、LINEの年齢認証もできなくなるため、「ID検索」と「電話番号検索」ができなくなります。

「povo2.0」の注意点

「#ギガ活」だけで運用できない?

『有料トッピングでデータ容量を購入しなくても「#ギガ活」だけで運用できるのでは?』と考える方もいると思いますが、「povo2.0」の注意書きに以下の記載があります。

”180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除になることがある”

”有料トッピングの購入など”の”など”の中に「#ギガ活」が含まれているのか不明ですが、もし含まれていないのであれば、定期的に有料トッピングを購入する必要があります。

通話のみの専用端末にはできない

中には「通話のみで使用したい」と考える方がいるかもしれませんが、先述した通り ”180日間以上有料トッピングの購入などがない場合、利用停止や契約解除になることがある” と注意書きがあるため、有料トッピングを購入せずに通話のみで使用するという使い方はできません。

「povo」はそのまま継続利用できる

「povo2.0」のサービスが開始されると同時に「povo」の新規受付は終了します。

以降「povo」の新規契約はできませんが、今現在「povo」を契約している方はそのまま「povo」として利用を続けられます。

  • 「povo」契約者(選択肢が2つ)
    • 「povo」を使い続ける
    • 「povo2.0」に移行する
  • 「povo」未契約者(選択肢は1つ)
    • 「povo2.0」に申し込む

「povo2.0」移行後は「povo」に戻れない

「povo」の契約者は任意で「povo2.0」に移行できますが、「povo」の新規受付が終了するため、再度「povo」に戻ることはできません。

まとめ

「povo2.0」は月額料金が決められておらず、都度有料トッピングを購入する仕様なので、データ使用量が少ない月は料金を抑えられます。

現在の「povo」契約者は特別な理由がない限り「povo2.0」へ以降しても良さそうです。

\ 月額料金0円にアップデート /

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