WordPressはテーマごとに相性が悪いプラグインや不要なプラグインがあり、場合によっては表示が崩れるなどのトラブルになるケースがあります。
そこで今回は、「SWELL」を使う上で不要なプラグインや推奨するプラグインについて紹介します。
「SWELL」非推奨・不要プラグイン
「SWELL」には以下の理由により不要または非推奨プラグインがあります。
- 「SWELL」と機能が被っている
- 「SWELL」を使うにあたり単純に不要
- 「SWELL」と相性が悪い
- 「SWELL」が対応していない
利用者が多いプラグインを中心に挙げますが、具体的には以下のプラグインは不要・非推奨です。
- 機能が被っているプラグイン
- Table of Contents Plus:目次機能
- WordPress Popular Posts:人気記事作成機能
- Speech bubble:ふきだし機能
- Lazy Load:画像遅延読み込み機能
- WP Super Cache:キャッシュ機能
- 単純に不要なプラグイン
- Classic Editor:クラシックエディタに戻す
- AddQuicktag:クラシックエディタ拡張
- TinyMCE Advanced:クラシックエディタ拡張
- 相性が悪いプラグイン
- Autoptimize:ソースコード圧縮機能
- SiteGuard WP Plugin:セキュリティ機能
- EWWW Image Optimizer:画像圧縮機能
- 非対応のプラグイン
- WooCommerce:ECショップ機能
機能が被っているプラグイン
機能が被っているプラグインをインストールすると不具合を起こす可能性があるため、上記で具体名を挙げたプラグインに限らず、「SWELL」と機能が被るプラグイン全般の使用を避けた方がいいです。
とくにテーマを「SWELL」に乗り換える際は、該当するプラグインの削除を忘れないように注意してください。
- 目次を生成するプラグイン全般
- 人気記事を作成するプラグイン全般
- ふきだしを生成するプラグイン全般
- 画像遅延読み込みするプラグイン全般
- キャッシュ系のプラグイン全般
単純に不要なプラグイン
「SWELL」はブロックエディタに完全対応したテーマであり、ブロックエディタを使うことで魅力を最大限引き出せるため、クラシックエディタ関連のプラグインはすべて不要です。
「SWELL」でクラシックエディタを使うのはただただ不便になるだけです。
- Classic Editor:クラシックエディタに戻す
- AddQuicktag:クラシックエディタ拡張
- TinyMCE Advanced:クラシックエディタ拡張
相性が悪いプラグイン
公式サイトにて不具合が発生する可能性があると紹介されているプラグインです。
また「SWELL」はもともと、コードを圧縮したりファイルをまとめたり適切な軽量化を行っているため、ソースコード圧縮系のプラグインがきちんと動いたとしても恩恵はほとんどありません。
画像圧縮に関しては、ドラッグアンドドロップするだけで圧縮してくれる「TinyPNG」などのWEBツールがオススメです。
- Autoptimize:ソースコード圧縮機能
- SiteGuard WP Plugin:セキュリティ機能
- EWWW Image Optimizer:画像圧縮機能
非対応のプラグイン
「SWELL」はカートシステムを追加しECショップ化する系のプラグインには対応していないため不要です。
- WooCommerce:ECショップ機能
「SWELL」推奨プラグイン
「SWELL」公式サイトにて推奨されているプラグインは以下です。
- 開発者が「SWELL」と同じプラグイン
- SEO SIMPLE PACK:SEO設定
- Useful Blocks:ブロックエディタ拡張
- Pochipp:商品リンク作成
- Highlighting Code Block:プログラミングコード記載
- 開発者がよく使うプラグイン
- WP Multibyte Patch:WordPress日本語修正
- Google XML Sitemaps:XMPサイトマップ生成
- WP Revisions Control:リビジョン制限
- Invisible reCaptcha for WordPress:「reCaptcha v3」導入
- BackWPup:データパックアップ
- Contact Form by WPForms:コンタクトフォーム設置
- Really Simple SSL:SSL化
- セキュリティ系プラグイン
- Wordfence Security
- XO Security
- BBQ Firewall
開発者が「SWELL」と同じプラグイン
以下のプラグインは「SWELL」開発者の了さんが開発した、または開発に携わっているため「SWELL」と相性がいいです。
- SEO SIMPLE PACK:SEO設定
- Highlighting Code Block:プログラミングコード記載
- Useful Blocks:ブロックエディタ拡張
- Pochipp:商品リンク作成
開発者がよく使うプラグイン
「SWELL」開発者の了さんがよく使うプラグインなので、こちらもわりと相性がいいです。
- WP Multibyte Patch:WordPress日本語修正
- Google XML Sitemaps:XMPサイトマップ生成
- WP Revisions Control:リビジョン制限
- BackWPup:データパックアップ
- Contact Form by WPForms:コンタクトフォーム設置
セキュリティ系プラグイン
公式サイトで紹介されているセキュリティ系プラグインは以下です。
- Invisible reCaptcha for WordPress:「reCaptcha v3」導入
- Wordfence Security:「reCaptcha v3」導入
- XO Security:ログイン系を強化
- BBQ Firewall:ファイアウォール機能
まとめ
プラグインは便利だからと言って、何でもかんでもインストールすればいいというわけではなく、テーマごとに相性の良し悪しがあります。
「SWELL」でもトラブル回避のために、公式サイトで非推奨・不要と紹介されているプラグインは避けた方がいいです。
また推奨プラグインについても、自分で必要だと思うものだけ選んで使用してください。
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